No.02 音楽・語り
音楽と語りによるフクシマの伝承と未来
~請戸小学校物語~

音楽と語り部によるコンサート
~記憶をつなぐ語り部の新たな表現の世界~
被災地出身の若手アーティストである、箏・尺八・和太鼓の3人の奏者たちのコンサートに、自らの被災体験を伝える語り部として活躍する東日本大震災・原子力災害伝承館の職員がコラボした新作構成劇をお送りします。
「トラックが役場につき、ぼくらは町の体育館に入りました。『無事でよかった』」(請戸小学校物語より引用)
2011年3月11日、浪江町は津波によって壊滅的な被害をうけましたが、請戸小学校の教員・生徒は誰ひとり、かけることなく避難することができました。新たな形で上演をすることで、福島の伝承と未来を考えます。
イベント概要
開催日 | 2023年8月12日(土) |
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時間 | 開場 13:30 / 開演 14:00 |
会場 |
とうほう・みんなの文化センター 福島県文化センター( 小ホール ) 福島市 春日町 5-54 |
出演者等 |
出演横山 和佳奈 (東日本大震災・原子力災害伝承館 職員) 遠藤 元気 (和太鼓奏者 / 山木屋太鼓会長 G-project所属) 箏男kotomen 大川 義秋 (from桜men) (箏奏者) 中島 麗 (尺八奏者)
演出青木 淑子(NPO法人 富岡町3・11を語る会 代表
原作請戸小学校物語制作委員会 (NPO法人 団塊のノーブレス・オブリージュ) |
紹介文 |
東日本大震災・原子力災害伝承館 職員 横山 和佳奈 浪江町請戸地区出身。海の間近に自宅があった。小学6年生の時、請戸小学校で被災。請戸であったことを誰かが伝えないと請戸という場所がなくなってしまう、と語り部になることを決意。現在は、東日本大震災・原子力災害伝承館に勤務し、語り部講話では自身の経験を語り、「避難の情報が出たらすぐに逃げる」という教訓を伝えている。 〈紹介サイト〉
和太鼓奏者 山木屋太鼓会長 G-project所属 遠藤元気 川俣町出身。10歳から和太鼓を始め、2013年からソロ活動を開始し、オリジナル曲の作曲や指導、国内外での様々なパフォーマンスやセッションを行っている。地元の和太鼓団体、山木屋太鼓の会長を務め、地域と人を繋げる活動にも力を注いでいる。 〈紹介サイト〉
箏奏者 筝男kotomen大川義秋(from桜men) 双葉町出身。中学3年生で東日本大震災を双葉町で経験し、避難先の高校で箏に出会う。邦楽界で権威ある全国大会や国際コンクール等で全国一位&文部科学大臣賞を受賞。イケメン和楽器パフォーマンス集団「桜men」としてメジャーデビューのほか、NHK Eテレ「にっぽんの芸能」「おはよう日本」、テレビ朝日「25歳~情熱の起点」等多数のメディア番組に出演。 〈紹介サイト〉
尺八奏者 中島麗 相馬市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学尺八専攻を卒業。「Bamboo Flute Orchestra」としてメジャーデビュー。ドイツ、シンガポール、マレーシア、ベトナムなど海外にて多数演奏を行っている。都山流尺八楽会准師範、師範試験首席登第。日本三曲協会会員。 〈紹介サイト〉 https://www.sainone-wagakki.com/instructors
NPO法人 富岡町3・11を語る会 代表 青木 淑子 震災当時、避難所であったビッグパレット内に立ち上げられた「おだがいさまセンター」で支援活動に携わり、教員として深い関わりのあった富岡町を中心に活動を始める。2004年-2008年 富岡高校校長、福島県高等学校演劇連盟会長。2012年4月-2015年3月 富岡町社会福祉協議会 アドバイザー、2015年4月から現職。 〈紹介サイト〉
※本会場内には記録・配信用のカメラが設置されております。ご了承ください。 |
チケット情報 |
全席指定 一般 2,000円 / 大学生以下 1,000円 ※未就学児入場不可 |
チケット購入 |
(窓口販売) (オンライン販売) |
お問い合わせ |
とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター) TEL. 024-534-9191 Mail. culture@fcp.or.jp |
掲載サイト | 企画詳細はこちら |
主催 |
公益財団法人 福島県文化振興財団 / 東日本大震災・原子力災害伝承館 公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会 |